ゆっくりと考える

長かった夏が終わり、ようやく落ち着いて思考を巡らすことができる季節になった。

作家を目指す者にとって、夏は大敵だ。

暑さや湿気は、脳の活動を鈍らせる。

今、次回作の構想をぼんやりと考えている。

といっても、今取り掛かっている小説もまだ書き上がっていない。

なかなか着地点が見えず、どうやってこの物語を終わらせようか考えあぐねているところだ。

だから、次回作に着手できるのもいつかはわからない。

次回作を書き始めるには、まだ材料が足りない。

だから、少しずつ資料を読みため、考えを熟成させていく必要がある。

おそらく、哲学書も読まなければならないので、時間がかかるだろう。

しかし、筆者の人生における主題を掘り下げることになるので、物語としては、深みのあるものになるはずだ。

今はミステリ小説を書いているが、場合によってはミステリにならないかもしれない。

今から書くのが楽しみだ。

 

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