今月はジェットコースターのような一ヶ月だった。
まさに天国と地獄。
上旬は天国。
FXで史上最高益が出たのだ。
おかげで、今までコツコツ返してきた損失の総額を一気に帳消しにすることができた。
とうとう、筆者のFX元年が始まった。
ようやくFX一本で生活できるようになるかも。
これまでの苦労を思い起こし、万感の思いで気分も高揚した。
しかしそれからは地獄に急降下。
その翌週に体調を崩す。激しい喉の痛み、頭痛、そして38度を超える発熱。
これはまさか、というわけで病院に。
医者に診てもらい、PCR検査を受検。
そして、症状が似ているということで溶連菌の検査も。
まずその場で溶連菌の陽性が判明。PCR検査は2日後に結果判明とのこと。
帰宅後、喉の痛みがさらに激しくなり、唾を飲み込んだときに割れるような痛みを伴う。
そして声が出なくなる。
処方薬を飲み、一旦熱が下がるもののすぐに38度台に戻る。
かなり辛い。
喉の痛みで夜も眠れない。
そして追い討ちをかけるように、コロナ陽性の結果が。
溶連菌とコロナ。
二つの悪鬼が身体を駆け巡る。
喉は切り裂かれ、全身は熱い大蛇に締め付けられ、眠れない。
のど飴という清涼剤。
これが唯一の救いだった。
2晩。苦しみに苦しんだ。
本業の仕事も休むなど、影響が出た。
やがて身体は治癒していく。
ようやくスマホを手に取る。
世界はロシアとウクライナの戦争のニュースが駆け巡っていた。
久しぶりに、FXのチャートを見ると、大暴騰と大暴落を繰り返している。
迂闊に触ると、大やけどするようなボラティリティ。
冷や汗が出た。
そして救われた。
溶連菌とコロナに。
人生、何に救われるかわからない。
だがまさかウイルスに助けられる日が来るとは。