トラブルがあるくらいがちょうどいい

恥ずかしい話だが、筆者は緊張しやすい。

昔からそうなのだが、複数人の前で話したり、偉い人に説明したりする場面で結構緊張する。

 

社会人歴も長いし、それなりに場数を踏んできたつもりだ。

だがそれでも未だに、そういった場面では時々声が上ずったり、枯れたりして、とても恥ずかしい思いをしている。

 

筆者自身、少し心配性なところがあるので、それが余計に緊張を助長させているように思う。

そういった場面の直前、あれやこれやとうまく行かなかったときのことを考えたりして、無駄に自分にプレッシャーをかけてしまうのだ。

 

たとえばこの間、とある会議に呼ばれて、ある案件について説明をする機会があった。

会議は長いので、筆者は自分の席で仕事をし、説明のタイミングで呼び出され会議室に行くことになっていた。

だが、なかなか呼ばれず、やっと電話がかかってきたと思っても、「会議が押しており、まだかかりそうです」とのことだったので、焦らされるならいっそのこと行ってしまおうと思い、会議室に行った。

だが、これが間違いだった。

会議室に行っても、自分の番が来るまでやることがない。

そうすると、自然と筆者が説明する案件のことをあれやこれやと考えてしまう。

 

会議の独特の雰囲気も手伝って、待っている間、変に緊張してしまった。

そして筆者の説明の時には喉がガラガラになってしまい、会議のメンバーから不審な目で見られてしまった。

 

筆者のこの性格はきっと治らないだろうし、こうなったらうまく付き合っていくしかない。

何か方策があるはずだ、ということで過去を振り返ってみると、緊張する場面なのに、うまくいったケースもある。

 

たとえば、何かの事情で、もともとあとで予定していた説明を今やってくれと言われたケース。

また、説明の場の直前まで、他の予定が入っていたり、トラブルが発生したりして、そっちの方に集中していたケース。

 

いずれのケースも、説明の場面のほうに支障をきたしそうにも思えるが、ここで注意すべきは、説明の準備は実施済みであったことだ。

もし準備不足だったら、当然ながらうまくいかなかっただろう。

 

つまり、筆者の場合、直前にあれこれ考えてしまって、それが不調の原因になっていたので、そういった直前に悩む機会をなくしてしまうのがよいのだろう。

 

そのために、あえて直前に別件を入れたり、問題を抱えている同僚と話してみるのもいいかもしれない。

 

もし同じ症状にされている方は、試してみるといいかもしれない。

 

繰り返しになるが、あくまでも事前に準備は入念に行った上で、というのがポイントである。

 

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