2年にわたる長い戦いが終わった。
仕事の話である。
この2年、とある部署にいたのだが、筆者にはあまり向いていなかった。
プロジェクト管理業務で、進行しているプロジェクトに対して「ダメですよ」とか「もっとこうした方がいいですよ」とか言わないといけない。
他人にダメ出しするのが楽しくなかった。
言われる方も嫌だったろう。
言わないといけないことは言いつつ、なんとか嫌われないようにするので精一杯だった。
向いていなかったのだろう。
なんとか仕事はしつつも、心はすり減っていった。
筆者はグループのリーダー的な存在だったが、メンバー同士の仲も悪く、
間に入らなければならないことも多々あった。
いわゆる管理職業務である。
クリエイティビティはなく、面白くもない。
救いだったのは、仕事面はきちんと評価してもらえたこと。
難しい立場だったのは、上司にも理解してもらえていた。
その中でよくやってくれた、と言われた。
少しは報われた気持ちもある。
しかし、筆者はそもそも他人の評価をほとんど気にしない。
他人が必要ないという仕事でも、筆者が必要だと思えばやる。
だから、他人の評価によってモチベーションが向上するわけでもなかった。
その仕事ももう終わった。
7月からは新しい部署で新しい仕事。
やはり環境が変わると楽しい。
筆者はそういう思える人間だ。
心機一転。
良い風が吹くことを願う。