手前味噌であるが、筆者はなかなか忍耐力のあるほうだと思う。
ずっと一つのことを続けるのが得意だし、嫌なことがあっても逃げ出さない。
簡単に諦めるのが嫌いな性格だ。
この性格はどこから来るのだろう。
おそらく、自分の美学から来るのと思う。
性格が穏やかなので、人からの攻撃を受けやすい部分がある。
子供の頃も、反抗しないからよくからかわれた。
攻撃されても、じっと耐える。
決して仕返しなどしない。
人間的に攻撃性がないのだ。
それは欠点だけれど、自分では密かに誇っている。
美学だ。
この美学を筆者は子供の頃から自覚していた。
頑固だから、自分の美学に合わないことは、決してやらない。
たとえそれが自分の不利益になるとしても。
他人を傷つけたり、攻撃したり、悲しませたり。
そういったことが大嫌いだ。
モットーは、「いじめるくらいなら、いじめられろ」
損な性格だ。
自分でもわかっている。
でもその見返りは大きい。
人が頼ってくれる。
他人に信頼してもらえる。
そういう意味で、自分を誇っている。
このやり方を続ければ、成功するという自信もある。
学生のときは、もっと要領良く生きられないかと悩んだ。
けれど、社会で色々と経験した今は、これが自分の生きる道だという確信を持っている。
そういう自信は、必ず自身を日のあたる場所に導いてくれるはずだ。
自信は生きる道標になる。
自分の美学を掲げ、それを遵守する。
それが道義に反していなければ、必ず報酬が得られるのだ。