テレビを観ない効能

子どもの頃からテレビっ子だった筆者。

しかし、ここ数週間はまともにテレビを見ていない。

理由は明確である。

 

妻が観ないから。

 

そもそも平日は帰りが遅いというのもある。

帰宅時、妻は就寝中であることがほとんど。

独身時代は、どんなに帰りが遅くても、テレビを点け、

バラエティ番組を観ながらほっと一息ついていたのだが、

テレビの音がうるさいと妻が言うので、点けずにさっさと寝る準備をする。

 

そうすると、今までテレビを点けていた時間がぽっかりと空き、

自分のための時間に使える。

今はその時間を、ギターの練習や小説の執筆、読書、FXの勉強などに充てている。

 

朝もテレビを観ない。

テレビは点けているのだが、食卓に座るとテレビに背を向けるような形にして、

BGM替わりにしている。

点けているチャンネルも、昔はめ◯◯しテレビなどを観て、

綺麗なお姉さまの姿で心を癒していたのだが、

妻はNHK派のため、朝のまじめなニュースを点けている。

 

テレビを観ないようになって気づいたのが、

 

テレビを観ていてもあまり得るものはない

 

ということである。

中には良質な番組もあるのは確かだが、それに出会える確率は低く、

大概は時間を無駄に消費して終わる。

 

それよりも、自分の趣味を楽しんだり、勉強したりした方がよっぽど良い。

 

血肉になることに時間を割ける。

 

これが、テレビを観なくなって得られる効能その1である。

 

もう一つの効能が、

 

夜更かしせずにすむ。

 

ことである。

 

テレビ番組は終わる時間が決まっている。

特に夜中は、早い時間帯にはない刺激的な番組が多く、

もう寝ないと、思っていてもついつい番組が終わるまで観てしまいがちである。

 

また、視聴者を引きつけようとする編集がされているので、

意思が強くない限り、一度見始めるとなかなかテレビを消せない。

 

その結果、夜更かしして睡眠時間が短くなってしまう。

 

また、テレビの明るい画面は目を刺激するので、良質な睡眠を阻害する。

 

だったら、思い切って観ないようにして、

目が疲れず、さっと切り上げられるようなことをした方が

翌日の体調のためにも良い。

どうしても観たい番組があるのであれば、録画をしておけばよいのだ。

 

同じことはインターネットにも当てはまる。

 

ニュースサイトやSNSに時間を浪費してしまうのは筆者も経験がある。

 

しかし見ているのは、芸能人の誰かが結婚したとか、

友人がどこどこに行ったとかいう、

あまり大した情報ではないものばかりである。

 

そんなことに自分の大切な時間を使う必要はない。

 

自分の時間は、自分や大切な人のために使うべきである。

 

テレビやインターネットを見ることは、誰のためにも使っていない。

 

情報に溢れる社会だからこそ、質の良い情報だけに触れるような工夫をして、

時間を上手に使うようにしたい。

 

 

 

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