筆者のラーメン好きはこれまでにも書いてきた通りであるが、健康のため、月二回に制限している。
いろいろあった2020年もとうとう年の瀬。
今年も頑張った、ということで今年最後の出勤日の夜、好きなラーメン屋に行った。
店内は感染対策がなされている。筆者もマスクをして入店。
いつものとおり、券売機の前に立つ。
いつものラーメンを買おうとボタンに手を伸ばすと、ふと違うメニューがあるのに気づいた。
海老ラーメン
その店は鶏白湯ラーメンがメインの店なのだが、海老ラーメンは鶏白湯に海老からとったスープを加えたもの。
値段も300円ほど高い。
迷った。迷いに迷った。
鶏白湯がうまいのである。
筆者はそれが好きなのだ。
だが、大変だった今年の最後。
少しくらい贅沢したい。
そんな浮気心を抑えきれず、海老ラーメンのボタンをポチ。
席に着き、自分の選択は正しかったのだろうか、とドキドキしながら待つと、美味しそうなラーメンがやってきた。
海老の身が乗っている。
見た目は豪華だ。
海老の香りがして、匂いもいい。
そして肝心要のスープをすする。
・・・うん。
もう一回すすってみる。
・・・・・・うん。
・・・美味しい。
海老の風味がして・・・・・・美味しい。
美味しい。
美味しいけれど・・・
元の鶏白湯の味を知っている筆者は思う。
海老の味邪魔だな!!
鶏白湯飲みてえよ!
そんな今年最後のラーメンだった。