外見で損している

人間は中身で勝負とよく言うが、やはり外見、パッと見の印象もとても大事である。

何も美男美女でなければならないと言っているのではない。

容姿端麗でなくても、外見から好感を持たれるものだ。

 

筆者の私見であるが、外見と内面は互いに影響しあっている。

人の魅力には、外見、内面(と、あとお金)があるが、外見を磨けば内面も磨かれ、内面を磨けば外見も磨かれる。

どういうことか。

○内面を磨く
内面を磨くとは、例えば、仕事で経験を積む、人生の生きがいを見つける、趣味に打ち込む、等が挙げられる。

内面を磨くと、心に余裕ができるし、人生が楽しくなる。

すると、自然と笑顔になり、優しい雰囲気がその人を包む。
また、堂々と振る舞えるようになる。

そういう人は、他人からも好かれる。
魅力的になるのである。

外見には人の性格が現れるというが、それは真実である。
目鼻立が整っていても、歪んだ性格、暗い性格だったら、その魅力は半減する。

それよりも、優しそうな雰囲気の人、生き生きしている人の方が、魅力的に映るだろう。

 

○外見を磨く
「形から入る」という言葉があるが、外見を磨くとは、まさにそれである。

髪型をキメる、お洒落に力を入れる、鏡の前で笑顔の練習をしたり、正しい姿勢を研究する、等々。

外見が良くなると、心が明るくなる。
そして何より自信がつく。
内面にもいい影響があるのである。

特に笑顔の練習をするのは良い。

外見で一番魅力があるのは笑顔だからである。

たとえ、あなたが強面だったとしても、笑顔が素敵であれば、ぐっと魅力は上がる。
むしろ普段とのギャップのせいで、他人は一気に親しみを感じるだろう。

たとえ生まれ持った容姿が良くないと思っていたとしても、その笑顔には必ず魅力がある。
笑顔に安心感を感じるのは、人間の本能である。

特に自分の容姿に自信がなければ、笑い方を練習し、普段から意識して笑うようにするのは効果的であろう。

 

かくいう筆者も、外見には無頓着な人間であった。

人間は中身で勝負、という言葉を鵜呑みにして、外見に気を遣う男たちを時間を浪費していると思いながら見ていた。

しかし、妻に「あなた、いつも暗い表情をしている」と言われ、初めて自分の外見を省みるようになったのである。

思い返せば、友人が筆者に対して話しかけにくそうな感じをしていることが何度かあった。
おそらく、仏頂面をしていたのであろう。

たとえ友人であっても、他人の外見に口出しするのはためらわれる。

実際、自分の外見を客観視することは難しい。
常に周りに鏡があれば良いが、そうはいかない。
自分がどのような表情をしていて、周りからどのように思われているかを想像するのは困難である。

だから普段からの練習が必要となるのである。

もちろん、他人の評価なんて気にしないという読者もいるだろう。
そんな人は気にする必要はない。

考え方は人それぞれである。

しかし、もし他人に好感を持たれたい、持たれる必要があるという方がいたら、内面、外見の両方を磨くことを強くお勧めしたい。

 

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