夫は妻の金遣いに寛容でなければならない

突然だが、なぞなぞである。

 

「日本円が逆立ちすると何になる?」

 

 

大したなぞなぞでもないので、早速答えあわせを。

 

答えは、「夫」である。

 

「日本円=¥」を上下逆にしてみればお分かりだろう。

この間、コンビニの床に貼られていた、レジの場所を示す「¥」のシールを見た時に気づいた。

ちょうど、妻におつかいを頼まれ、牛乳を買いに行ったときのことである。

 

普通の精神状態なら気づかなかったかもしれない。
その時は、たまたま夫婦でのお金の分担について不満を持っていたのだ。

 

我が家は夫婦共働きである。

妻の収入がどの程度か正確な額は知らない。
しかし、同じ職種ということもあり、なんとなくわかる。

おそらく筆者よりは少ないだろうが、生活するには困らない額をもらっているはずである。

 

にもかかわらず、家計の大半はなぜか筆者もち。

家賃、駐車場代、光熱費、外食時の会計、そして時折発生する家具・家電等の大きな買い物。

なかなかの出費である。

 

一方、妻の担当は、食費や日用品程度。

しかも、週末の食費(筆者が料理している)や、一部日用品(筆者が気づいた場合など)は、筆者負担である。

共働きなのに中々の不公平感。

もちろん、女性が、化粧品や洋服に男以上にお金を使う必要があるのはわかる。

 

しかし、妻が

 

「◯万円の化粧品買っちゃった♡」

「セールまで待てなくて、また洋服買っちゃった♡♡」

 

などと言いながら帰ってきた時は、

 

「おい、ちょっとそこ座らんかい、ワレ」

 

と言いたくなるわけである。
(もちろんそんなことを言うと何が起こるかわかるので、実際には言わない。)

 

慎ましやかな生活を望む筆者だが、そういう人と結婚したのだから、これはもう仕方がない。

 

妻への不満をぐっとこらえながら生きている自分が、愛おしく感じる今日この頃である。

 

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