妻の実家で暮らそう

緊急事態宣言が出てから、筆者の職場でも基本的に業務はテレワークとなった。

一方で、出産後、妻は実家で暮らしている。

 

早く家族三人で一緒に暮らしたい気持ちもあるが、緊急事態宣言が出るまで満員電車で出勤していた筆者がコロナウイルスにかかっていたらシャレにならない。

だが、三人での生活の立ち上げにテレワーク中の今はグッドタイミング。

 

だから、緊急事態宣言発令後、コロナウイルス発症のリスクがある二週間は我慢した。

そして二週間が経とういう頃になって、ようやく妻にそろそろ一緒に暮らそうかと提案してみた。

 

すると、妻からこんな返答が。

 

だったら、実家でみんなで暮らせばいいじゃん。

 

 

え、なんでや(汗)

 

妻が言うには、一緒に住むアパートは狭いし日当たりも悪い。

 

一方、実家は広々と快適で、義母の料理も食べられる。

食費も浮く。

テレワーク中なんだから、実家で暮らせるでしょう、というわけである。

 

いや、早くアパートでの生活になれたほうがいいよ。

 

一応反論してみるも、妻は聞かない。

 

結局話し合いの結果、5月の大型連休が終わるまで、実家暮らしすることになった。

5月から、筆者は職場の異動がある。

そうなると、たとえ外出自粛が延長になったとしても、業務の特性上、週に1、2度は出勤しなければならない。

実家は、駅から車で30分離れたところにあり、通勤は現実的ではない。

 

そういう理由で、連休終了まで実家で暮らし、そこからアパートで一緒に住むということになった。

 

というわけで今、妻の実家で暮らしている。

 

確かに何もしなくても、食事は三度でてくる。

食費がかからないのは嬉しい。

 

しかし、居心地は悪い。

 

この実家にはお客さんが宿泊するための部屋がない。

だから、筆者は元々妻の部屋だったところで寝て、テレワークもその部屋でやっている。

(妻は応接間に子供と一緒に寝ている。)

 

妻の着替えや私物はその部屋にあるので、仕事中も妻がずかずかと入ってくる。

テレワークが終わったあとも、自分の部屋ではないのでリラックスできない。

 

そして何より、泊まらせてもらっている上に三食食べさせてもらっているという負い目から、何か手伝わなければという焦りの気持ちがどんどん生まれる。

 

「◯◯やりましょうか、お義母さん?」

が最近の口癖である。

 

健康にいいわけがない。

三食きちんと食べて、ちゃんと睡眠をとっているのに。

 

マスオさんって精神的にタフだったんだなぁと思う今日この頃である。

 

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