不動産の購入は、「縁」だと言われる。
家が欲しいと思っても、そのタイミングで、立地、価格、広さの条件を満たす土地がなければ建てられない。
一軒家だけでなく、マンションも同様だ。
欲しいと思うタイミングで、いい物件がなければいけない。
そういう意味で、不動産の購入は結婚と似ているのかもしれない。
結婚したいというタイミングで、そこそこウマが合う人と一緒になるものだ。
だから、「縁」は大事にしなければならない。
どこか神頼みのような考え方だが、数学的にもそうだと言える。
つまり、自分にとって良い条件の物件やパートナーと出会える確率は、概して低く、
それを逃すと、確率的に、同じような物件やパートナーに出会えるとは限らないのだ。
誰もが「アタリ」を引く可能性を持っている。
確率的に人生の中で一回くらいは「アタリ」を引くだろう。
けれど、二回も三回も引くとは限らない。
だから、一度引いた「アタリ」は逃してはならない。
それが「縁」というものだと筆者は思っている。
今回、くじで土地を当てたのは「縁」である。
探し続ければ、再び条件の合う土地に出会うかもしれない。
でもそれは、10年、20年位先のことかもしれない。
子供がゆったり過ごせる家に住みたい。
子供が小さいうちに買うとなると、今回の「縁」は絶対に逃すべきでない。
だから、筆者は契約をした。
くじに当たったと聞いた時、妻もびっくりしていた。
最終的に確率は50%に上昇したが、二回に一回にしか当たらないのだ。
ハズレでも仕方ない数字だ。
この縁を大事にしたい。筆者も妻もそう考えている。
今、どんな家にするか、ハウスメーカーと話を進めている。
注文住宅なので決めないといけないことが多く大変だが、妻はどこか楽しそうだ。
それだけでも、契約してよかったんじゃないかと思っている。