家を買う④

不動産の購入は、「縁」だと言われる。

家が欲しいと思っても、そのタイミングで、立地、価格、広さの条件を満たす土地がなければ建てられない。

一軒家だけでなく、マンションも同様だ。

欲しいと思うタイミングで、いい物件がなければいけない。

 

そういう意味で、不動産の購入は結婚と似ているのかもしれない。

結婚したいというタイミングで、そこそこウマが合う人と一緒になるものだ。

 

だから、「縁」は大事にしなければならない。

 

どこか神頼みのような考え方だが、数学的にもそうだと言える。

つまり、自分にとって良い条件の物件やパートナーと出会える確率は、概して低く、
それを逃すと、確率的に、同じような物件やパートナーに出会えるとは限らないのだ。

 

誰もが「アタリ」を引く可能性を持っている。

確率的に人生の中で一回くらいは「アタリ」を引くだろう。

けれど、二回も三回も引くとは限らない。

 

だから、一度引いた「アタリ」は逃してはならない。

それが「縁」というものだと筆者は思っている。

 

今回、くじで土地を当てたのは「縁」である。

 

探し続ければ、再び条件の合う土地に出会うかもしれない。

でもそれは、10年、20年位先のことかもしれない。

 

子供がゆったり過ごせる家に住みたい。

子供が小さいうちに買うとなると、今回の「縁」は絶対に逃すべきでない。

 

だから、筆者は契約をした。

 

くじに当たったと聞いた時、妻もびっくりしていた。

最終的に確率は50%に上昇したが、二回に一回にしか当たらないのだ。

 

ハズレでも仕方ない数字だ。

 

この縁を大事にしたい。筆者も妻もそう考えている。

 

今、どんな家にするか、ハウスメーカーと話を進めている。

注文住宅なので決めないといけないことが多く大変だが、妻はどこか楽しそうだ。

 

それだけでも、契約してよかったんじゃないかと思っている。

 

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