気を遣うお仕事

今の仕事は気を遣う。

リーダークラスだからだろうか。はっきり言って、頭より気を遣う。

筆者の仕事は管理の仕事。同じ部署にいる開発チームの進捗を見て、それを報告してもらい、幹部に報告する。

必然、複数の開発チームとのコミュニケーションが必要で、中には反りの合わないチームもいる。

筆者の管理チームを敵視している人も少なからずいるのだ。

筆者が直接そのチームと会話するわけではなく、まずは部下がチームに当たる。

そしてもし何かトラブルが起これば、リーダーである筆者の出番だ。

というわけで、トラブル処理が筆者の対応。

仲の悪いチームとのコミュニケーションが嫌で、やる気を失くした部下もいる。

そのぶん働くのも筆者の役割。

そして、幹部への説明。これも筆者の仕事。

毎週のことで、緊張感がある。

毎日本当に気を遣う。

昨年異動して以来、少し白髪が増えた気がする。

この部署から離れる頃には、髪が真っ白になっているのではないか。

そんな危惧さえしている。

それを同僚にこぼしたら、

「気を遣える人が、上に立つんだよ」

と言われた。

はっきり言って、出世はしたくないのだ。

ローンを背負ったばかりだが、上に立たなくてもなんとか返済できる。

忍耐。

この熟語が、今年を象徴する言葉となりそうだ。

 

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