睡眠の質を上げる

ショートスリーパーと呼ばれる人がいる。

睡眠時間が3〜4時間でも、健康上、そして生活上全く問題がない人たちのことだ。

 

どちらかというとロングスリーパーの筆者はそんな人が羨ましくて仕方ない。

仕事の関係上、平日は6時間程しか眠れないが、電車内や仕事中、

睡魔に襲われることもしばしば。

そのため、週末にたっぷり寝て睡眠負債を返済しようとするのだが、

あまり遅くまで寝ていると妻がイライラする。

 

はっきり言って、ロングスリーパーでいいことなど一つもない。

毎日3〜4時間の睡眠で済むなら、毎日の生活がどれだけ充実することか。

勉強や趣味にもっと時間を充てられるだろう。

仕事のパフォーマンスがバリバリ上がり、仕事が早く終わり、

もっと自分の時間が増えるというプラスのサイクルが待っている。

このブログだって、今よりももっと更新回数が増え、

話も面白くなるはずだ(多分)。

そして、妻からも「あなたって素敵」と言われるはずなのだ(きっと)。

 

無い物ねだりしても仕方ないのだけれど。

 

さてロングスリーパーの筆者だが、歳をとるにつれ、

睡眠時間は少しずつ短くなっている。

 

大学生の頃などは毎日12時間くらい寝ていたが、

今は平日6時間、週末8時間でも生活できる。

(ただし、平日は電車の中で寝ているし、毎昼食後、昼寝も10分ほどしている)

 

この理由の一つとして、生活リズムが規則的になったのことが考えられる。

今では寝る前にものを食べるのをやめたし、無茶な徹夜をすることもなくなった。

仕事はデスクワークが中心なので、体力の消費量は少ない。

 

しかし、睡眠時間が短くなったのは、自分の体力的な理由もあるように思う。

寝るのにも体力がいるらしいが、さすがに今12時間ぶっ続けで寝ろ

と言われると辛い。

絶対途中で布団から出てしまう。

 

年寄りの睡眠時間が短いのは、長時間寝る体力がないかららしい。

きっとこの先、睡眠時間はもっと短くなっていくのだろう。

だからこそ、睡眠の質は大切なのだと最近気づいた。

短い時間しか眠れないのなら、睡眠の質を高めて、

疲れをしっかりとる必要があるのだ。

 

手始めに、睡眠時に雨戸を閉めてみた。

それまではカーテンを閉めるだけだったのだが、遮光カーテンではないので、

朝になると光が入ってくる。

すると、朝になると自然と目が覚めるのだ。

特に夏は、5時ごろに目が覚めてしまう。

 

雨戸を閉めると、驚いたことに、目覚ましがなるか、

妻がトイレに行くかするまで一度も目を覚まさない。

寝起きは今までよりずっと身体が楽。

日中、眠気に襲われることも減った。

同じ時間寝ているのに、光を遮るか否かでこうも違うのかと驚いた。

 

あまりに熟睡するあまり、目覚ましを無意識に止めてしまい、

遅刻しかけるという失態も犯してしまったほどだ。

 

色々調べていくと、マットレスを変えたり、

風呂の時間を早めたりしても効果的らしい。

 

妻に「あなたって素敵」と言われるため、これからも睡眠を改善していこうと思う。

 

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