すでに何度か述べたことかもしれないが、筆者は滅多に怒らない。
自他共に認めるおおらかな性格で、こんな性格だからこそ、
妻との関係がなんとか続いていると言える。
そもそも怒っても何も他人に嫌われるだけなので、
腹が立っても怒らないようにしようというマイルールを持っている。
しかし、そんな筆者が先日怒ってしまった。
それもプライベートではなく仕事で。
こちらのミスに対して、違う部署の後輩が神経を逆撫でするようなことを言ってきた。
そのためにその後輩に怒りをぶつけてしまった。
当然ながら、その後輩も気分を害してしまった。
彼自身の言葉遣いがよくなかったとはいえ、悪いのはこちらだからだ。
一応、電話を切る際に謝っておいた。
いつもなら、たとえ後輩であっても少々のことを言われても笑って過ごせるのだが、
今回は少し事情が違った。
ミスをしたのが自分ではなく部下だったからだ。
部下を守ろう。
後輩になめられないようにしよう。
などといった、色々な感情が混じり怒ってしまったのだ。
世間では、仕事で怒ることなど、よくあることだろう。
しかし、筆者にとっては違う。
慣れないことをしてしまったのと、マイルールを破ってしまったという後悔からか、
その一件以来、心と体のバランスが崩れてしまった。
何か元気がでない。
仕事をしていても、どうも集中力に欠ける。
疲れているわけではないのに、ボーッとしてしまう。
そんなときは気分転換に限る。
(本当なら妻に癒して欲しいのだが、そんなことを頼めるはずもない。)
そういうわけで、先日書いたように映画『ジョーカー』や『イエスタデイ』を観た。
休日はしっかりと睡眠をとるようにした。
芸術作品に触れるのも、睡眠をとるのも、良い気分転換になる。
おかげでだいぶ回復してきていた。
心と体のバランスの崩れは、重症になる前に整えておくことが大切なのだ。