ハロウィンだから その1
ハロウィンが日本で定着したのは近年のことである。 いや、定着したと言っても、カボチャと仮装だけである。 アメリカのように、’Trick or Treat.’と言って子供たちがお菓子をせびる光景は見…
続きを読むハロウィンが日本で定着したのは近年のことである。 いや、定着したと言っても、カボチャと仮装だけである。 アメリカのように、’Trick or Treat.’と言って子供たちがお菓子をせびる光景は見…
続きを読む自慢ではないが、筆者はスリムである。 身長は180センチを超えているのに、体重は60キロ台前半。 スリムというより、瘦せぎすという表現の方が適切かもしれない。 もともと太りにくい体質なのである。 他人より食べる量は多いが…
続きを読む先日、お笑いコンビ・オリエンタルラジオの中田敦彦氏の連載記事「方針変更!「良い夫」やめました」を読んだ。 筆者は、この記事にとても共感したのである。 それは、中田氏とその奥さまとの関係が筆者のそれととても似ていたからであ…
続きを読むこのエッセイでは今まで、いかに筆者が妻に苦労しているか書いてきた。 言い換えれば、妻の悪いところばかり書いているわけである。 それはフェアではない。 全ての人間がそうであるように、妻にももちろん良いところがある。 見られ…
続きを読む喧嘩をすると、ストレスが溜まる。 当然の話である。 つまり、夫婦喧嘩の多い筆者は、ほぼ毎日ストレスに晒されている。 しかし筆者の場合、怒っても一晩寝ればスッキリすることが多い。 睡眠時間が長いほど、翌朝起きると前日のイラ…
続きを読む先日、妻が遠い親戚のお通夜に行くと言うので、軽い気持ちで 「気をつけて。しっかりお祈りしてきて」 とメール送信したところ、お通夜から帰ってきた妻が唇を震わせて怒りだした。 しっかり、なんて言われなくても分かっている。 お…
続きを読む既に何度も述べているが、筆者夫婦にとって夫婦喧嘩は日常茶飯事である。 小競り合いなら毎日のようにしているし、大げんかも月に複数回はある。 結婚当初は週に一度以上は大きな戦争をしていた。 最初は喧嘩が嫌で嫌でたまらなかった…
続きを読む結局、S君は手術をせずに済んだ。 しかし、腎臓の損傷が回復するまでは退院できないため、筆者とN君は先に日本へ帰らざるを得なかった。 S君の家族が誰か来れないのか。 そう聞いたが、唯一パスポートを持っているお父さんが、近々…
続きを読む翌朝早く、筆者とN君はホテル近くの店でお粥を食べて腹を満たし、病院に向かった。 保険のおばさんがメールでS君の病室番号を教えてくれていたので、受付を経ずにそのまま病室に向かった。 病室は六人部屋だった。 小さな部屋に所狭…
続きを読むS君は英語が苦手だった。 一人で大丈夫だろうか。 S君が運び込まれた診察室を見ながら、ぼんやりと考えた。 夜中にも関わらず、病院内にはたくさんの患者が待合室にいる。 皆一様に元気がないので、雰囲気は悪かった。 さすがにこ…
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